断熱パネルの表面材には金属加工が施されています。
イワタニのカラー鋼板(アイボリー・雪色)の表面材仕様はガルバリウム鋼板原板へとグレードアップされていますので、従来の溶融亜鉛めっき原板と比べると非常に耐久性や耐食性に優れた加工となっています。
一般的に、ガルバリウム鋼板は亜鉛に比べて3倍から6倍の耐久性があるとされ、特に環境条件の厳しい場所では画期的な高耐食性表面処理加工として評価されて来ました。
同時に耐熱性にも優れるため、非常に優秀な素材です。
また、表面がとても綺麗に仕上がるのも特徴で、この美しさは単に見た目だけの問題ではなく、反射率を大きくすることで熱反射性も有することになります。
表面温度が上昇するのを抑制する効果があるため、温度管理にシビアな条件であっても重宝される素材です。
イワタニのカラー鋼板(アイボリー)は、抗菌塗装を標準としました。
工場だけでなくオフィスやトイレブースなどにもパネルが積極的に使用される時代ですから、より広い用途に対応出来るよう、基本から見直しを行っています。
施設の適正整備条件は個々さまざまですので、環境条件に適合出来る汎用性の高い素材の開発は、メーカーとして現代では不可欠と言えるでしょう。
イワタニでは各業界から求められる厳しい温度管理や安全管理に十分応えられる素材と技術と設計で、あらゆる空間を作って行きます。
オーダーメイドですから基本的に指定色への塗装も可能ですが、表面材には組み合わせがありますので、是非ご相談下さい。