会社案内

イワタニには製品在庫がありません。
それはお客様の求める空間イメージをカタチにすることを最優先しているからです。常にチャレンジしていくという方針の元、スタッフ一同が仕事に携わっております。
お客様に言われたことのみを作るのではなく、弊社スタッフが何のためにどんなスペースが必要かを質問することで、真のニーズにマッチしたものを標準バリエーション以外からも設計提案をさせていただいております。

そのため過去に施行させていただいたお客様からは「イワタニにお願いするとジャストスペックの空間ができる。過剰でも過小でもない本当に必要な思ったとおりのスペースが手に入った。社員の無駄な動きが減り必要な生産ができるようになったので利益が上がり再投資できる。」と、本当に嬉しいお言葉をかけていただくことができました。

株式会社イワタニは、ただ空間を作り上げることがゴールなのではありません。お客様が空間を便利に使えるようになって送り付が良くなり利益を得てもらうことがゴールだと思っています。

元々モノ創りが好きで、おかげさまで二代目後継者となることができた今日も、初心を忘れてはおりません。

今日に至るまでは、決して順調な日々ばかりであったわけではありませんでした。
前会社は業績悪化により倒産という結路を迎えてしまいました。
私の父母の資金をすべてつぎ込んでしまい途方に暮れましたが、借金の代わりに押さえていた機械をゴミにするのはもったいなかったこと、そして、まるっきり仕事が無いわけではなかったので、お客様のためにもう一度、力を注いでみようと、設備業界としてはほぼ素人ではありましたが、熱意を持って会社を再起・運営しだしたのです。

そうやって立ち上げた会社です。

まだまだ解決すべき課題は山のようにあります。
スタッフの意識統一や悪しき企業文化の撤廃に関しては特に、経営者としての力量不足を感じていることが悩みでもありますし、理想と現実の大きなギャップであることは確かです。

お恥ずかしい話ですが正直、クレームも何度か発生しています。
2012年8月4日、お客様からのメールでご指摘をいただきました。
本当に経営者として「情けない、申し訳ない、なぜ、なぜ、なぜ・・・」と。

そこを起点に社内改革を本気でするようになりました。
社員に対して強烈な叱責も行ないました。お客様のために仕事をさせていただいていること、お客様が喜んでくださるものを提供できてこそ、イワタニが存在する意義があること、本気で試練と向き合い、その場は涙の訴えになってしまいました。

外部の研修や経営者仲間からのアドバイスや励ましを頂き、徐々にではありますがお客様にとっての本当の価値を提供するということが、社内でも浸透してきたように感じます。

最近ではお客様から「いつも無理言ってすいませんね。対応してくれてありがとうございます。」と感謝の言葉を頂き、こちらこそありがたいなあと心から思いました。
ちゃんとした製品を作って当たり前なのに、お客さんが気遣って「無理言って」とフォローを入れてくれるのはとても嬉しく、信頼されていると感じられたのです。

やはりあきらめなければ、良いように変わることができると実感できたのです。

いいモノづくりをしていこう。
すべてのベースは何を言っても、良いものが出来ないと駄目なのです。
そのためには製品精度をあげること、更にスタッフと共に成長していく共育が必要です。

これからも株式会社イワタニは工場や作業場、その導線までも効率化できる空間を、その空間をご利用いただく現場の方々にパネルを中心とした快適な空間をお客様の思っている以上の製品に仕上がるよう打ち合わせを密にして、唯一無二の空間商品を提供していくことをお約束いたします。