環境試験室というのは、複合的な環境条件を作り出し、その中で製品が適合するかどうかを試験するための空間です。
世の中にあるありとあらゆる製品は、ほとんどすべてそれぞれの求める耐久性を実現するために環境試験室で試験を行い、品質の安定を図った上で発売されているものですね。
より難しい環境を作り出すには、より難しい空間作りの技術が必要となりますし、精度が低ければそもそも試験の意味を成さなくなります。
より良い製品はより良い環境試験室があってこそ生まれるものだと思います。
イワタニはこれまでも数多くの環境試験室を作り上げてきました。
一番多く求められるのは温度に対する耐久性で、凍結状態から高温状態まで作り出すために必要な空間は、緻密な設計によって作り出す必要があります。
その他にも、人口気象実験室や風洞実験室など、「こんな条件下の環境を室内で再現したい」というご要望があれば、私たちにはゼロからその条件に合った空間作りを実施するだけの技術力があります。
同様に一切の振動や電波を遮断するシールドルームや極限までチリのないクリーンルームを作り出すことも可能です。
近年は、より精度の高い電子機器の開発が求められていますので、液晶や車の部品、製品性能などの過酷な試験を実施するための試験室の需要は増加傾向にあります。
より良い製品を生み出すためには、より厳しい条件をクリアする必要があり、そのためにはまずその環境を作り出すだけの技術が必要となります。
イワタニなら、そのお手伝いが出来るのです。