パーテーションは、広い倉庫の中をうまく機能的に分けるためには欠かせない道具です。
工場や倉庫などは、中に入れる物や機材によってその都度使い勝手が変わるので、建築上余計な仕切りがあると後々使いにくい空間になってしまいます。
なるべく大きな空間にしておいて、用途に合わせてパーテーションでコーナーを分けるのが一番良い方法です。
物流によっては中にフォークリフトを入れる場合もありますし、トラックをそのまま入れる場合もありますから、間口も中も広いに越したことはないのです。
食品を保管する倉庫などでは、温度を一定に保つ必要があるためパーテーションにもその機能が求められます。
機密性が無く温度管理が出来ないパーテーションでは、空調の効率が悪くなり経済的ではありませんので、パーテーションにも質の高さが要求されます。
簡易的な倉庫ではビニールシートなどで間仕切りを行う場合もあるかと思いますが、シートでは保冷効果や保温効果には限界がありますので、目先の低コストに走ってしまうのはあまりお勧めできません。
倉庫に求められるパーテーションの機能としては、不燃性や耐震性だけでなく、遮音性や断熱性などあらゆる要素があります。
衛生基準を満たす必要がある場合もありますし、規制サイズだけで理想の空間レイアウトが作れることもほとんどないでしょう。
それらを適切に提案出来るパネルメーカーが、設計から施工まですべてワンストップで行うことがベストであると、イワタニは確信しています。