パーテーションをどこにどう設置するかは、最終的には正確な設計が必要です。
パーテーションにもさまざまな構造がありますので、どういった場所にどういった機能を持つパーテーションが必要になるかは、設計段階で細かく落し込みを行います。
例えば自立式のパーテーションが良いのか、可動式のパーテーションが良いのか、躯体壁と同様に天井までしっかりした区分けが必要なのか、空間をどのように使うかによって最適なパーテーションは変わります。
また、動線によってはパーテーションの配置を一部避ける場所を作るなど、人の流れを阻害しない配慮も必要です。
設計段階ですべてガチガチに区切ってしまうと、息苦しい空間になってしまい、実際に使い出すと圧迫感が強すぎて結局一部を撤去するなどといった後処理が必要になってしまうケースも少なくありません。
空間を作りたいと思っているクライアント様のご希望を取り入れつつ、実際に現場に則した配置を行うには、現場をしっかり確認した人間が設計を行うことが重要なのです。
平面上で立体的な空間を想像するのは、思っているよりも難しいことです。
だからこそ事前の話し合いと、現場の検証、わかりやすい設計の提案は施工前のとても大切なプロセスなのです。
最初にお話をお伺いする営業、現場を見る担当、設計を行う担当、実際に施工を行う担当とがバラバラになると、往々にして思っていたような空間が出来ないというトラブルが起こります。
イワタニはすべてをワンストップで行いますので、そうした意識のズレが起こりにくいのです。