断熱パネルの必要性は、やはり万が一の火災など事故が起こった時のことを想定すれば、確実に理解出来ることです。
全国消防長会からも断熱パネルや断熱材についての要望書や通達などは頻繁に出されていますし、我々パネルメーカーも消防行政の推進については理解と協力を惜しみません。
特に工場や倉庫などは多くの作業員が毎日出入りする場所であり、万が一にも火災になどの被害が発生しないように努めるのは当然のことです。
日々の防火対策はもちろん人の意識と注意とがすべてではありますが、やはり建物としても最大限出来得ることをやっておくべきなのは言うまでもないことですよね。
それでも、いわゆる断熱パネルを使用した火災などで消防隊員が負傷したりする事故は後を断ちません。
やはりパネルにもいろいろな性能があり、単にウレタンをサンドイッチしただけのパネルが必ずしも防火に有効とは限らないのです。
通常ウレタン仕様のパネルでは耐熱温度が80度以下ですが、イワタニなら80度以上のパネルの製作も可能です。
工場などであらゆる機器やケーブルをケーシングする以上、そうした仕様も必ず必要だと知っているからです。
断熱パネルに寄せられる期待は年々とても大きくなり、求められる技術もどんどんハードルが高くなって来ています。
そんな中で優良で優秀なパネルメーカーとして生き残って行くには、日々の努力と真摯な対応が必要不可欠。
すべての現場を必ず見て、最良の選択をすること、それが答えだとイワタニは思っています。