断熱パネルは、日本の法律による内装制限の影響で非常に技術が発達した分野でもあります。
最近ではそうした義務付けの無い建築物の内装でも、安全性を考えて材質を選ぶオーナーや経営者も増えて来ました。
個人住宅でも新しく建築する場合に限らず、リフォームでも一部分の改装でも、断熱パネルを選択する考えが主流となりつつあります。
夏冬快適に過ごせるということに加えて、火災に関する備えを固めるというのは重要なポイントです。
建築基準法で言うところの内装制限は、その建物の内部で万が一火災が発生した場合、範囲が拡がって災害を大きくしたり、有害なガスを発生させたりしないために制定されたものです。
特に商業施設など不特定多数の人が常に出入りする場所や、オフィスや工場など常時多くの人が内在する場所などには規定されていて、災害を防いだり、避難するのを妨害したりしないように配慮されています。
施設の規模や用途によって細かく制限がありますが、床から1.2m以上の高さにある壁や天井が対象とされる場所です。
一般的の人でも、百貨店や映画館などに行った時に、該当する場所などをチェックしてみると良いでしょう。
事務所の規模によっては、こうした内装制限を法的には受けない場合もあります。
でも、人が働き、毎日稼働する場所ですから、規定うんぬんの前にすべき選択はありますよね。
不燃断熱パネルなら、躯体壁への影響を極力避けて施工することも可能です。
気になる箇所があったら、イワタニにご連絡くださいね。