業務用の冷凍庫など、断熱パネルを使用して大きな冷凍空間を作る時に大切になるのが温度帯です。
イワタニのウレタン断熱パネルでは、厚さ150mmでマイナス50℃の使用温度範囲としていますが、この厚み以外のものについてもご相談を承っています。
パネルの高さも最大6,000mmまで自由にお選びいただけますので、保管物の物量と冷凍の効率とを鑑みて、最適なパフォーマンスが出せる線を狙った空間創りも可能です。
車両が入るなら広い空間は必要ですし、効率のみを考えるなら区分けしたほうが圧倒的に結果が出ます。
外壁で仕切った中に個別空間を持つことで、温度帯のコントロールを行うことも可能ですね。
そもそも食品はマイナス18℃の状態で微生物の繁殖を抑えれば、長期保存も安全に行うことが出来ます。
保存中には酸素との接触をいかにして減らすかがポイントですが、特に野菜やフルーツの冷凍は肉や魚といった冷凍よりも難しいとされています。
ご家庭での食品であれば我慢も可能ですが、業務用となれば品質の劣化は有り得べからざる多大な損失です。
冷凍は科学の知恵ですが、それを高いクオリティで実現するのは、やはり他の技術も必要とされるのです。
業務用冷凍庫は、店舗の規模によっては既成品を購入設置するところも多いでしょう。
ただ、大量な冷凍食品や凍結した魚類などを完全に低温管理、貯蔵するのであれば、空間そのものを作り出したほうが圧倒的に効率が良くなります。
イワタニの断熱パネルなら、好きな大きさ、好きな形の冷凍庫を作ることも可能です。