防熱ドアというのは、生鮮食品などの流通倉庫に用いられるドアを指します。
食品の鮮度や風味などの品質を保つために設けられた流通倉庫でも、ただいつまでも閉じたままにしておけるわけではありません。
温度や気密性を保つ能力を持つ倉庫の要となるのは、この防熱ドアに非常に重いポイントがあることは紛れも無く事実です。
倉庫の室内をどれだけ優秀な性能に仕上げることが出来たとしても、ドアがダメなものは、すべてがダメになると言っても過言ではありません。
冷凍倉庫、冷蔵倉庫の温度管理で一番気を遣うべきは人の出入りです。
商品を入れたままずっと閉じているのであれば良いかもしれませんが、倉庫ですから流通するのが当然。
年々温度管理が厳しくなり、非常にデリケートな運用に変化していく中で、防熱ドアにも高い性能を求める声が倍増しているのは当然のこと。
求められる内容にもさまざまな機能があります。
例えば、気密性は当然のことながら、開閉スピードが少しでも遅いとそれだけ熱効率が悪くなります。
有り得ませんが、開けるのに10分・締めるのに10分かかるスピードの扉だったら、誰もそんな冷蔵庫は使いませんよね。
スピーディでしかもスムーズな開閉、安全で作業に支障が出ない使い勝手など、優れた防熱ドアにはたくさんの超えるべきハードルがあります。
そうした重要なポイントに昔からきちんと取り組んで来たイワタニだからこそ、実現出来る技術とノウハウがあるのです。
